前回までの文はあくまで一つの文のみでした.
次は複数の文と接続詞を使ってより文章を豊かにしていきます.
理由や時等をとらえた表現を扱えるようになります.
この文章には、「接続詞」「動詞」「過去」「文」が含まれています
次は複数の文と接続詞を使ってより文章を豊かにしていきます.
理由や時等をとらえた表現を扱えるようになります.
この文章には、「接続詞」「動詞」「過去」「文」が含まれています
Sentence
In English
I drank all_day because I_ love beer
In Hieroglyph
𓁷𓏤 𓌻𓂋 𓀀 𓎛𓏘𓏏𓏊 𓋴𓅨𓂋𓇋𓀁𓈖 𓀀 𓉔𓂋𓅱𓇳𓏤
In Japanese
私はビールが好きなので一日中飲んでた.
Vocabulary
𓁷𓏤(hr):~だから
𓌻𓂋(mr):好き
𓀀(i):私
𓎛𓏘𓏏𓏊(hmt):ビール
𓋴𓅨𓂋𓇋𓀁𓈖(swr):飲んだ
𓉔𓂋𓅱𓇳𓏤(hrw):一日中
Points
- 目的語を持つ動詞を使った基本的な文型はVSO
- 理由の節を作るときは 𓁷𓏤 を置く
- 動詞を過去形にするには𓈖(n)を動詞の後に置く
- 私は𓀀(i)
Lecture
これまでの復習も多く含まれている文章になります.
それらに一つ接続詞を加えています.
そろそろ慣れてきたかと思いますので、繰り返しになるところは端折っていきます.
まず、この文章は普通に書くとすると「私はビールが好きだ」ですね.
ヒエログリフでは、動詞と主語と目的語を用いるときには基本的に「動詞」+「主語」+「目的語」の順番とすることはすでに習ったかと思います.
この文章も同様の形になっています.動詞も現在形なので非常にシンプルです.
しかし、この文章も「過去形」が使われていることを除いて非常にシンプルです.
この文章の構造は、「一日中」という副詞を無視すればV + Sになります.
過去形にするには、文章の末尾に「𓈖」をつけるのがポイントでした. 副詞の「一日中」は末尾につけています.
ヒエログリフでも英語のように「~のとき(𓅓:m)」、「~してから(𓇥𓂋:jr)」、「するように(𓏇𓇋:mi)」といった表現ができます.
今回はそれのうち最も使いやすいと思われる「~だから」を扱います.
前半の文に「~だから」をつけてみましょう.
「~だから」は文章の先頭に𓁷𓏤(hr)を加えることで実現できます.疑問文のときもそうだったように、特に他に変更は必要ありません.
そして二文を連ねて書くことで、主題の文章になります.
英語のbeacause, whenのような接続詞を用いて新しいことを学べたかと思います.
最後は使役動詞について学び、雰囲気編の結びとさせていただきます.
次では「AはBにXさせる」といったような使役する表現が可能になります.
それらに一つ接続詞を加えています.
そろそろ慣れてきたかと思いますので、繰り返しになるところは端折っていきます.
前半の文
「私はビールが好きなので」から見ていきましょう.まず、この文章は普通に書くとすると「私はビールが好きだ」ですね.
動詞文の基礎 : V + S + O
In Hieroglyph
𓌻𓂋 𓀀 𓎛𓏘𓏏𓏊
In Japanese
好きだ 私は ビールを
この文章も同様の形になっています.動詞も現在形なので非常にシンプルです.
𓅓 Point
基本文型 : 動詞 + 主語 + 目的語
後半の文
次に、後半の「私は一日中飲んでいた」を見ていきますしかし、この文章も「過去形」が使われていることを除いて非常にシンプルです.
動詞文の基礎 : V + S
In Hieroglyph
𓋴𓅨𓂋𓇋𓀁𓈖 𓀀 𓉔𓂋𓅱𓇳𓏤
In Japanese
飲んだ 私は 一日中
過去形にするには、文章の末尾に「𓈖」をつけるのがポイントでした. 副詞の「一日中」は末尾につけています.
𓅓 Point
過去形 : 「動詞 + 𓈖(n)」
接続詞
やっと新しい要素が出てきました.「接続詞」.ヒエログリフでも英語のように「~のとき(𓅓:m)」、「~してから(𓇥𓂋:jr)」、「するように(𓏇𓇋:mi)」といった表現ができます.
今回はそれのうち最も使いやすいと思われる「~だから」を扱います.
前半の文に「~だから」をつけてみましょう.
動詞文の基礎 : 接続詞
In Hieroglyph
𓁷𓏤 𓌻𓂋 𓀀 𓎛𓏘𓏏𓏊
In Japanese
だから 好き 私は ビール
そして二文を連ねて書くことで、主題の文章になります.
動詞文の基礎 : 接続詞
In Hieroglyph
𓁷𓏤 𓌻𓂋 𓀀 𓎛𓏘𓏏𓏊 𓋴𓅨𓂋𓇋𓀁𓈖 𓀀 𓉔𓂋𓅱𓇳𓏤
In Japanese
だから 好き 私は ビールが 飲んでた 一日中.
𓅓 Point
「~だから」の接続詞 : 𓁷𓏤(hr) +「動詞」
おわりに
これで複数の文章を一つにした文章を扱えるようになりました.英語のbeacause, whenのような接続詞を用いて新しいことを学べたかと思います.
最後は使役動詞について学び、雰囲気編の結びとさせていただきます.
次では「AはBにXさせる」といったような使役する表現が可能になります.