- @ThothChildren
- 2018.12.4
- PV 100
失敗による否定
ー 概要 ー
失敗による否定(negation as failure)は、Prologなどの論理プログラミングにおいて活用される「真であると導けなかった事柄は偽」と導出すること.
この章を学ぶ前に必要な知識
効果
- 真であると導けない事柄は偽として評価される
ポイント
- 「失敗による否定」notと通常の否定は異なる
- 論理プログラミングにおいて使用されることの多い導出
解 説
失敗による否定は、Prologなどの論理プログラミングにおいて活用される「真であると導けなかった事柄は偽」と導出すること.
PrologでP(x)を満たすxを見つけられなかった場合に、
失敗となり、「Pを満たすxは存在しない」と導かれます. | 「失敗による否定」とは |
Prologの記述例
not(X) :- X, !, fail.
not(_).
この動作は、
Xが真または偽とわかると、not(X)はfailとなり、すなわちnot(X)は偽であることがわかる.
Xが失敗した時には、二行目のnot(_)が採用され、すなわちnot(X)は真であることがわかる. | Prologでの失敗による否定 |
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