パターンディザリング

概要

パターンディザリング(Pattern Dithering, 濃度パターン法)は、入力された1画素値を複数画素で構成される固定パターンに置き換えていくことで色数を落としても自然な濃淡変化を残せるディザリング手法.これを行うと1画素をnxn画素に置き換えていくため画像サイズが大きくなる.
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この章を学ぶ前に必要な知識
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条件
  • 入力は画像
  • あらかじめ固定パターンのサイズ(nxn)を決めておく.
効果
  • n倍の縦横の色数を減らした画像を出力
ポイント
  • サイズが大きいほど元の階調を再現しやすい
  • サイズを大きくするほど出力サイズも大きくなる

解 説

パターンディザリング(Pattern Dithering, 濃度パターン法)は、入力された1画素値を複数画素で構成される固定パターンに置き換えていくディザリング手法. これを行うと1画素をnxn画素に置き換えていくため画像サイズが大きくなる. 手順 あらかじめ固定パターンのnxnのサイズを決めておく. またどのような形式で固定パターンを構成するかも決めておく.(詳細は後ほど) 1. 入力画像から1画素ずつ取り出して2.以降を行う.(W, H)の入力画像 2. 取り出した1画素の値を元にあらかじめ決めた値にもっとも近い固定パターンを決める. 3. 2.で決めた固定パターンを出力画像(nxW, nxH)に書き出していく.
パターンディザリング(Pattern Dithering, 濃度パターン法)とは
パターンディザリングの概念図
パターンディザリングの特性は、処理の特性上避けようがないのですが、 出力サイズがnxn倍になってしまうことです.
パターンディザリングの特性
パターンには幾らかの指定の仕方がある. ・Bayer型 : 解像力が高め ・渦型 ・網点型 : リニアな表現が可能
パターンの指定の仕方
各種パターン
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