この章を学ぶ前に必要な知識
条件
- 二つの要素数の等しいベクトルを用いる
効果
- 距離が1に近ければ似ていて、-1に近ければ似ていないことを意味する
解 説
二つのベクトル⃗aa→, ⃗bb→を用いて、
コサイン類似度は以下のように定義されます。 | コサイン類似度定義 |
$$cos = \vec{a}\cdot \vec{b} / \| \vec{a} \cdot \vec{b}\|$$ | コサイン類似度 |
⃗aa→と⃗bb→のどちらも正規化された状態になり、
単位ベクトルと単位ベクトルのなす角のコサインを求めていることになります。
もしコサイン類似度の値が1なら、単位ベクトルのなす角は0となり、一致していることを示しています。
仮にコサイン類似度の値が0.98となっているなら、
単位ベクトルのなす角はかなり小さく限りなく似ていることを示します。
逆に-1ならベクトルは真逆を示していて
ベクトルが異なっていることを示しています。 | コサイン類似度の値について |
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